イベント・活動情報
2024年7月21日 小櫃川河口・盤洲干潟散策会
小櫃川河口・盤洲干潟は、東京湾に残る最大の干潟であり、ヨシ原などの干潮帯上部から干潟、浅瀬まで連続した環境が大規模に残る唯一の場所となっています。
潮の干潮時には1.2km沖合まで砂地が出現し、東京湾の原風景をうかがうことができます。
干潟の後背地となる田畑や用水路では、ドジョウや外来のカダヤシ、アメリカザリガニに混ざってアカテガニを観察できました。
小櫃川河口に形成された三角州(河口湿地)に入ると、アヅマネザサやタブノキが茂り、細い山道を歩くように景色が広がっています。アカテガニとともに、クロベンケイガニも観察することができます。
ヨシ、アイアシが見られるようになると、湿地が点在し、土砂の状態や水面からの距離・高さなどの環境に応じて生物が棲み分かれている様子を観察することができます。小櫃川の支流に広がる泥干潟周辺では、ヤマトオサガニ、チゴガニ、アシハラガニが多数確認できました。
さらに徒歩で干潟へ進むと、支流の河口には多数のアシハラガニがいるとともに、その先に広がる広大な砂干潟(砂泥質)では、マメコブシガニなどが見られました。
例年5~6月の実施時期と比べても、カニたちは総じて小ぶりでした。















三番瀬フォーラムでは、東京湾三番瀬の保全・再生に向けて様々な活動をしています。このページでは、その活動のひとつをご紹介します。
